共用設備外部利用説明会に関するQ&A掲載のお知らせ
2025年11月28日に開催しました「NIMS共用設備外部利用説明会」にご参加いただき、誠にありがとうございました。
説明会当日のご質問・ご意見をもとに、Q&Aを掲載いたしましたのでご案内いたします。
ご参加いただいた皆さまはもちろん、当日ご参加いただけなかった方も、ぜひご参照ください。
なお、掲載内容以外でご不明な点がございましたら、
お問い合わせページよりお気軽にご連絡ください。
Q:MatNaviに、SuperConが復活する予定はないでしょうか。
A:大変申し訳ございませんが、現時点では、MatNaviにSuperConが復活する予定はありません。
本日ご紹介したMDR ( https://mdr.nims.go.jp/ ) に、下記SuperConのデータセット があり、ご利用いただけます。
https://mdr.nims.go.jp/collections/4c428a0c-d209-4990-ad1f-656d05d1cfe2
■ また、このデータセットを用いて、下記のGUIが作られています。データ拡充はございませんが、ご利用ください。
https://materiage.org/supercon/
Q:HAXPES、ICPとの使い分けは、主にどのような点で考えると良いでしょうか?また苦手とする元素はございますでしょうか?
A:HAX-PESは平滑性のある試料の最表面を分析するため、汚染物の測定となる可能性がありますが、除去してからの分析や内部までX線を入れることでバルクとしての電子状態を見極めることも可能です。
対してICPは試料を溶液化させ全体を分析します。
苦手な元素はHAXPESについてはH, Heで、ICPについてはNa, K, Rb, Cs, P, S, Ln系(特にCe, Pr, Sm, Gd)です。
定量性の違い(HAX-PES:0.1 atomic%程度、ICP:ppbオーダー)もご考慮ください。
Q:Gatan PIPSはお借りすることはできますか?
A:NOF及びARIMのどちらでも利用可能です。
Q:材料溶解創製ユニット、マクロ材料加工ユニットでは、特定化学物質、特にCoの溶解や鍛造に対応していますでしょうか?
A:Co及びCo合金の溶解は可能です。過去に溶解実績もあります。鍛造については、合金組成によっては対応が難しいかもしれません。
Q:1500ton鍛造シミュレーターの依頼費用についての質問です。
約500℃で、鍛造速度10~100mm/s程度(メカニカルプレスを想定)で、アルミニウム合金の恒温鍛造をお願いすると、どれくらいの費用でしょうか?また上記条件の場合は、1日に何検体の鍛造が可能でしょうか?
A:鍛造シミュレータは¥500,000/日となっております。
ご提示の速度、温度条件ですと1日で6本以上は実施可能かと思います。
ただし途中で金型温度の変更や複雑な加熱工程。素材の金型張り付きなどの条件が重なりますと大幅に処理数は大幅に減少します。
Q:ALD装置では粉末へのコーティングも対応可能でしょうか。粉末のプラズマ対応可否についても教えてください。
A:ALD装置は基本的にウェハ・基板への成膜を対象としております。粉末に関しては、粉末が基板上に完全に固着されていて、装置内で脱離・飛散しないようなものでしたら対応できる可能性もありますので、その際はご相談いただければと思います。
Q:レーザー描画装置の加工範囲を知りたいです。NCを搭載している装置でしょうか?円筒表面への加工等は可能でしょうか?
A:レーザー描画装置は、レーザーで材料を直接加工するものではなく、半導体等のウェハ・基板に塗布された感光性レジストにレーザー光を照射して、レジスト上にパターンを形成する装置となります。
Q:LC-MSの使用において液体粘度値の制限はありますでしょうか?
A:ナノLCで流路が細いのでLC-MSとして使用する場合は粘度の高いサンプルは適用できないことがございます。LCを使わずにMS単体でMSスペクトルを測定する場合でも粘度が高すぎると難しいです。適切な溶媒に溶解して粘度を下げるなどの対応が必要かもしれません。 サンプルの具体的な情報を<SML-office@nims.go.jp>までご連絡頂ければ、検討して装置担当者より回答差し上げます。ご希望があればWEB会議で担当者と直接の相談も可能です。
Q:ラマン顕微鏡でスペクトルの温度依存性をとった場合どの位の期間で測定が終わりますでしょうか?結晶を測りたければどのサイズが必要ですか?単結晶ができてなければ、粉末とペレットで何か測りにくさがありますでしょうか?
A:温度依存測定については測定開始温度と測定終了温度の幅と何℃ごとにラマンスペクトルを取得するかで測定に掛かる時間が変わります。サンプルサイズは3mm角以上ある方が操作し易いので望ましいのですが、1mm角くらいでもサンプルを適切に固定できれば測定可能と思われます。粉末かペレットかなどのサンプルの形状は測りやすさにはあまり影響しないことが多いです。具体的な測定条件等を<SML-office@nims.go.jp>までご連絡頂ければ、検討して装置担当者より回答差し上げます。ご希望があればWEB会議で担当者と直接の相談も可能です。
Q:透過電顕でのサンプル加工、観察、EDS分析での費用はどの程度となりますでしょうか?操作の教育費用もお伺いできますか?
A:サンプルの材料・形状、観察に必要な分解能等、諸条件によりかなり幅がございます。装置の利用講習費用も、ご希望の装置により変動いたします。ぜひ利用相談をご検討ください。利用者様のニーズに応じたお見積りを概算でお出しいたします。
Q:pinax利用に関して、MDPFデータにユーザ自身のデータを加えて解析を行った場合、ユーザ自身のデータや解析結果は他のユーザにも共有されることになりますか?あるいは共有の有無は選択可能でしょうか?
A:pinaxでは、利用したデータや解析結果などは、最初は解析作業を行った作業グループ内だけで共有されます。その後、作業グループ外にも共有するかどうかは、利用者が任意で設定できます。
(pinaxの紹介:https://dice.nims.go.jp/services/pinax/)
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- 2026年1月15日
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